1月12日に放送がスタートしたTBS系ドラマ『アンナチュラル』。女性解剖医役を演じる主演の石原さとみは、9日の会見で「作りすぎずにフラットな部分を大切にして演じました」と、タイトルとは裏腹に自然体で演技に臨んだことを明かした。

TBS系ドラマへの出演は'05年の『赤い疑惑』以来13年ぶりで、同局で連続ドラマは意外にも初主演です。三顧の礼で迎え入れていますね。名作を生み出してきた金曜夜10時枠で、脚本は『逃げ恥』を手がけた野木亜紀子さん。豪華共演陣もそろえて期待度は高い」(テレビ誌記者)

 彼女の脇を固めるのは井浦新に窪田正孝、市川実日子に松重豊ら実力派。そして特別出演として薬師丸ひろ子、また各回にゲスト出演者が控えるなど、スケジュールを押さえるだけでもひと苦労しそう。

「それだけではありません。通常、1月クールのドラマは前年12月に撮影が始まることが多く、早くても11月から。でも『アンナチュラル』は9月中旬のクランクインと異例の早さ。2月に5年ぶりの舞台を控えている石原さんに合わせた撮影スケジュールなんですよ。是が非でも出てほしかった事情がうかがえます」(同・テレビ誌記者)

 そんな特別待遇に、普通なら周囲からやっかまれそうなものだが、現場の雰囲気はすこぶる良好のようだ。

「窪田クンと実日子ちゃんと一緒になって盛り上げていますよ。また緑山スタジオの周りには飲食店がほとんどないため、キャストからの差し入れが重宝されるんです。

 石原さんは“ケータリングの鉄人”と呼ばれる、業界御用達の名物ケータリング屋さんを呼び、温かい鶏飯などを差し入れてくれました。おいしいご飯を一緒に食べると、現場の一体感が出ますからね」(制作スタッフ)

 さらにこんな気遣いも見せていた。出演者ひとりひとりに“あるもの”を手渡していたという。

「《アンナチュラル ありがとうございました 石原さとみ》とのメッセージが書かれた、ラッピングされたクッキーです。

 キャストだけでなくスタッフにも手渡して“ありがとうございます”と笑顔を向けるものですから、もう大変。女性も含めて、みんなが好きになっちゃいます(笑)」(同・制作スタッフ)

石原が共演者、スタッフに手渡した「ありがとうございました」メッセージ入りクッキー

 一部では出演ドラマの役柄の影響もあって、“あざとかわいい”女子の代表格ともいわれる石原だが、

もう10年近くになるんじゃないですか? ドラマや映画だけでなくバラエティー番組に出演した際も、各現場でお礼クッキーを手渡していますよ。またバレンタインデーの時期にも持参して、お世話になった人に挨拶しているんです。

 かといって、あざとさを感じさせるわけではなく、彼女にとってはごく当たり前のナチュラルな感謝の気持ちの表れなんですよ」(芸能プロ関係者)

 不自然さナシの愛され上手だったようで─。